2歳児が歌った「エビクレル」に、母の胸がいっぱいになった話

バイリンガル育児

想定外。日本のオジサンたちのYouTubeにハマる2歳児

テレビ。

子供には、なるべく見せないように頑張ってたつもりでした。

でも、休みが続いたり私の仕事の時間が重なったりすると、どうしてもテレビに頼ってしまう。

 

案の定、子供たちはすっかりテレビっ子に

朝起きらテレビ。

保育園から帰ってきたらテレビ。

お風呂からあがったら、またテレビ。

おもちゃに誘導したり、「絵本みる?」「スライムする?」「お絵描きする?」と声をかけてみても、日によっては「テレビが見たい!」と号泣…。

いっそテレビを壊してしまおうか。そんなことまで考えるほど、テレビとの付き合いに悩んでいたある日。

 

長男がみつけたYouTubeチャンネルに、2歳の次男がどはまりしました。

それは、日本でかなり前に流行った「エビカニクス」

とはいえ、元祖のエビカニクスではありません。

息子がハマったのは、肉チョモランマさんがカバーした6年前のYouTube動画。

オジサン…あ!いや、お兄さん?達の動画に釘付けになり、音楽が流れるたびに体を揺らして

エビ!カニ!

と声を出しながら一生懸命真似をして踊っています。

エビカニクスを踊る息子のイラスト

日本語で歌を歌うなんて感動!でも…エビクレルってなんぞ!

日本語を話せるようになってほしい母としては、片言でも、日本語で歌い始めたことが本当に嬉しかった。

まさか歌から日本語が出てくるなんて。

…とはいえ、やっぱりまだ2歳児。

「エビはやっぱりエビフライ♪」のはずが

「エビはやっぱりエビクレル♪」

何度聞いてもエビクレル(笑)。

可愛すぎて修正するき起きず。

次男があまりにも繰り返し見るので、そのうち長男も影響をうけて、気づけば兄弟そろって一緒にダンス。

今まで「エビ」「カニ」は韓国語でしか言ったことがありませんでした。

そんなある日、お風呂でカニのおもちゃを見ながら

このチケチケはカニだね~と日本語で言ったのです!

(韓国ではよく小さい子がカニのはさみの音をまねて“チケチケ”と呼んだりします)

 

ありがとう、エビカニクス。

ありがとう、肉チョモランマさん。

 

最近では、寝る前に4回動画を見て、踊ってから寝るという謎のルーティーンまで完成(笑)。

正しくなくてもいい、完璧じゃなくてもいい。

エビクレルでも、十分すぎる一歩です。

正しい日本語じゃなくても大丈夫!楽しみながら覚える我が子の日本語

日本語を教える講師として、つい正しい日本語に重きを置いてしまうことがあります。

特に自分の子供には、間違った言葉はなるべく使ってほしくはないな、とも思います。

でも今回、次男のエビカニクスをみて、改めて気づかされました。

「言語を学ぶことは、正しくなくても、楽しみながら触れることがまず大事」ということです。

エビフライがエビクレル♪

いや…、何それ(笑)

修正したい気持ちもあるけど、楽しそうに歌っている息子を見ると、

「これでいいんだ!ここからだよな!」と思わず納得。

アンパンマンやNHKの子供番組を見せても、あまり反応が良くなかったうちの子たち。

というか、アンパンマンにハマらない子供なんているのか?成長の通過点ではないのか?なんて(笑)。

どっぷりアンパンマン世代の私には、正直理解しがたいですが…。

まさかのカバーエビカニクスということで。まあよしとしましょう!

これまで「これは日本語で?」を何度も聞いてしまっていましたが、たくさん日本語に触れれば、自然に日本語が出てくる。

当たり前のことだけど、焦りと不安で忘れかけていました。

可愛い間違いを繰り返しながら話せるようになってほしい。

次は何に興味を示すのか、とても楽しみです。

テレビを見せることに少し後ろめたさを感じていましたが、上手につきあっていこうと思えたそんな出来事でした。

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